30代になると、肌の水分保持力が20代より低下しはじめ、乾燥によるハリ不足やくすみが気になりやすくなります。また、紫外線や生活習慣の影響が少しずつ蓄積し、将来の肌状態に影響を及ぼす時期です。 40代では、肌のターンオーバーがさらに緩やかになり、乾燥小じわやハリ低下、フェイスラインの変化などが目立ちやすくなります。また、皮脂分泌量が減るため、肌がより乾きやすい状態になります。

スキンケアにおいて、乳液はただの保湿アイテムではなく、肌の質を底上げするパートナーのような存在です。毎日のルーティンに、自分に合った乳液を加えることで、肌の安定感が増し、朝晩のスキンケアタイムが少しだけ豊かになります。

スキンケアは肌のためだけのものではありません。化粧水をなじませる“数秒の手のひら”が、1日の緊張をほぐしてくれることもあります。とろみのある感触、肌の上でのなじみやすさ、ほんのり漂う香り…。それらはすべて、「毎日続けたい」と思わせてくれる小さなモチベーション。この年代では、効果だけを求めるよりも、“好き”と感じる使用感やなじませる動作そのものが、自分を大切にする時間としての価値を持ちます。

40代の肌は、バリア機能の低下やエイジングサインが気になる時期です。春の花粉・強風・寒暖差の影響を受けやすいため、保湿を徹底し、エイジングケアを意識したスキンケアが重要になります。