外的刺激に負けない!夏のシチュエーション別 肌トラブル対策
- info920602
- 7月24日
- 読了時間: 4分
外に出るのが楽しい夏。でも、肌にとってはちょっぴり過酷な季節です。
海・キャンプ・街歩き、どこに出かけるかによって肌への刺激やトラブルも変わります。
今回は、シーンごとに起こりやすい肌トラブルと、その対策方法を解説していきます。

海に行くとき:紫外線と塩風のダメージに要注意
【起こりやすい肌トラブル】
強烈な日差しによる日焼け・シミの原因
海水に含まれる塩分による乾燥・肌荒れ
潮風や砂による摩擦で肌表面が敏感に
【対策】
① SPF・PAの高い日焼け止めを選ぶ
日焼け止めは汗や皮脂で徐々に落ちていくため、ウォータープルーフでなくても、こまめな塗り直しが大切です。
SPF50+/PA++++などの高い紫外線カット効果があるものを選び、2〜3時間おきに塗り直すことが理想的。
レジャー中や手が汚れやすい場面では、スプレータイプやスティックタイプを持ち歩くのもおすすめです。
② 海から上がったら真水で洗い流してから拭く
海水の塩分は肌への刺激が強め。濡れたまま放置すると乾燥やヒリつきの原因になります。
シャワーがある場所ではしっかり洗い流し、ない場合でもペットボトルの水などでさっと流してから、柔らかいタオルで優しく拭き取るのがおすすめです。
③ 帰宅後のスキンケアで“肌を休ませる”
肌が疲れているときは、保湿だけでなく鎮静やバリア補修を意識したアイテム選びが大切です。
化粧水:ヒリつきがある場合はアルコールフリー・低刺激タイプ
乳液・ミルク:とろみのある保湿力重視タイプで、肌を包み込むようにやさしく塗布
クリームやジェルは必要に応じて重ねづけ
ディープクレンジングマスク(パック)は、日焼け後のほてりや赤みがひくので効果的
キャンプやバーベキュー:汗・乾燥・虫との戦い
【起こりやすい肌トラブル】
汗を放置することで毛穴詰まり・吹き出物
野外特有の乾燥・日焼けによるバリア機能低下
虫刺されによる炎症やかゆみ
【対策】
① 汗は清潔なタオルやシートでこまめに拭き取る
汗を放っておくと、肌表面の雑菌が増えて毛穴詰まりの原因になります。
乾いたタオルでゴシゴシ拭くのは逆効果なので、濡らしたハンカチや汗拭きシートなどで軽く押さえるように拭くのがポイント。
② 水分補給と同じくらい、“肌にも水分補給”を
キャンプは意外と乾燥しやすい環境。外気での水分蒸散も進むため、こまめに保湿ケアを行いましょう。
朝はしっかりと乳液やミルクでうるおいを閉じ込める
日中の保湿には、小型のミスト化粧水+軽めの乳液サンプルを持ち歩くのも効果的です。
帰宅後は汗や汚れをやさしく洗い流し、落ち着いた保湿ケアで肌をいたわってあげてください。
③ 虫刺され予防にはやさしい虫よけ+かゆみケア
虫除けはディート不使用や天然精油ベースのものが肌にやさしくておすすめ。
それでも刺されてしまった場合は、患部を冷やす→肌に合った薬用ジェルを使用→その後保湿ケアという流れで対処します。
街歩き・ショッピング:冷房乾燥×外気ダメージのギャップに注意
【起こりやすい肌トラブル】
エアコンによる乾燥でインナードライが進行
外との温度差による赤み・敏感化
テカリやメイク崩れによる肌ストレス
【対策】
① 外出前のスキンケアで「守りの保湿」を仕込む
朝のスキンケアでは、化粧水だけでなく乳液やミルクでの保湿を必ず取り入れましょう。
水分だけで終えると、冷房の効いた環境ではすぐに乾燥してしまい、皮脂分泌の増加→メイク崩れの原因にもなります。
軽めの乳液でも、しっかりと膜を作ってあげることが大切です。
② インナードライが気になる人は“携帯保湿”を
外出中は、肌のつっぱりやテカリを感じたら、あぶらとり紙→保湿ミスト→乳液で整えるという順番がおすすめです。
乳液は、手のひらに1滴とって軽く押さえるだけでも保湿感が回復します。小さなボトルで持ち歩くと便利です。
③ 帰宅後は冷房乾燥のリセットを
見落としがちなポイントが、「冷房で肌が冷え切っている状態」です。
まずぬるま湯でやさしく洗顔し、化粧水→乳液→クリームで丁寧にうるおい補給してあげると、肌の回復力も高まります。
【外出先に合わせたスキンケアで夏の肌を守る】
夏はどこに出かけても、肌にとっては刺激の多い季節。
紫外線、汗、乾燥、温度差…これらの外的ストレスに負けないためには、日々の保湿ケアが何よりのベースになります。
とくに、乳液やミルクなど“うるおいをとどめるアイテム”の選び方と使い方が重要です。 肌の水分蒸発を防ぎ、外的刺激から守るバリアとして毎日取り入れることで、肌の状態を安定させてくれます。
お出かけを思いっきり楽しむためにも、肌の声に耳を傾けながら、シーンに合わせたスキンケアを習慣にしていきましょう。