夏に肌荒れが起こる理由と毎日のケアでできること
- info920602
- 8月5日
- 読了時間: 3分
~季節の変化を味方にして、肌も心も健やかに~
夏になると「なんとなく肌の調子が落ち着かない」「テカリやすいのに乾燥も気になる」など、肌の不安定さを感じる方が増えてきます。
それは気のせいではなく、夏特有の環境の変化やライフスタイルの影響が肌に表れているサインかもしれません。

夏に起きやすい肌変化、その5つの要因
1. 紫外線の増加による影響
夏は1年の中で最も紫外線が強くなる時期です。紫外線は肌の奥にある細胞にも影響を与え、メラニンの生成を活発にし、シミやそばかすの原因に。また、紫外線ダメージは肌の水分を奪い、乾燥を引き起こすことも。
対策:
日焼け止めは朝のケアで忘れずに。顔だけでなく、首、腕、手の甲にも。帰宅後はやさしい洗顔と保湿でクールダウンするのもおすすめです。
2. 気温と湿度の上昇
汗や皮脂が出やすくなる夏は、テカリやすさや毛穴の開きが気になりやすい季節。また、過剰な皮脂分泌は化粧崩れや毛穴詰まりの原因にもなります。
対策:
洗顔は朝晩しっかり。ただしゴシゴシ洗いはNG。泡でやさしく洗い、肌のうるおいは奪わないように心がけましょう。保湿は「さっぱり+しっとり」を意識して、水分と油分のバランスを保つ乳液・ミルクのケアも効果的です。
3. エアコンによる乾燥
室内ではエアコンが欠かせない夏ですが、空気の乾燥や温度差が肌に負担をかけることも。汗でうるおっているように見えて、実は肌内部が乾いている“インナードライ”状態に陥っていることもあります。
対策:
朝晩のスキンケアでは、化粧水でしっかり水分を補い、その後の乳液やミルクでうるおいを閉じ込めるケアを習慣に。エアコンのきいたオフィスや室内では、こまめな保湿ミストや水分補給も意識して。
4. 汗・皮脂・汚れの付着
たくさん汗をかく夏は、肌に汚れが付きやすく、雑菌が繁殖しやすい季節です。そのままにしておくと、ニキビや吹き出物ができやすくなります。
対策:
帰宅後は早めの洗顔・クレンジングを。特にTゾーンやフェイスラインは、汚れが残りやすいので丁寧に。肌にやさしい洗顔料やクレイ洗顔を使い、短時間でさっと洗い流すのも、肌への負担を減らすポイントです。
5. 冷たい飲食・生活リズムの乱れ
冷たい飲み物やアイスを食べる機会が増える夏。内臓が冷えると血行が悪くなり、肌の代謝(ターンオーバー)が乱れやすくなります。さらに、夏休みやイベントで生活リズムが崩れがちになるのも、肌にとってはストレスに。
対策:
冷たいものばかりに偏らず、温かいお茶や味噌汁などを取り入れて内側から整える意識を。また、できるだけ毎日の睡眠時間・食事の時間を一定にすることで、肌のリズムも整いやすくなります。
【季節と上手につきあう、やさしい肌習慣を】
肌は季節の影響をとても受けやすい部分です。とくに夏は、紫外線や汗、冷房などさまざまな刺激にさらされる季節。
だからこそ、少しの工夫や意識の積み重ねが、健やかな肌づくりの土台になります。
朝はしっかりUVケア+うるおいチャージ
夜はその日の汗や汚れをやさしくオフして保湿ケア
乳液・ミルクも忘れずに取り入れて、肌のバリア機能を支える
このように、日々のライフスタイルのなかで無理なく続けられるケアを取り入れて、心地よい夏を過ごしましょう。