【10代・20代】フェイスクリームの基本と使い方のポイント
- info920602
- 8月25日
- 読了時間: 4分
10代後半から20代後半は、まだ肌の弾力や透明感が保たれている一方で、外的要因や生活習慣による影響が少しずつ現れ始める時期です。
「まだ若いから特別なケアは必要ない」と思ってしまう方も多いかもしれません。しかし、この年代でのスキンケア習慣が、30代以降の肌状態を大きく左右します。
その中でもフェイスクリームは、肌のうるおいを守る最後の仕上げアイテム。さらに、忙しい毎日に便利なオールインワンクリームを取り入れることで、簡単かつ効率的に保湿ケアが可能です。
本記事では、この年代特有の肌の特徴に合わせたフェイスクリームについて解説します。

10代後半〜20代後半の肌の特徴と注意点
1. 皮脂量が多くても水分不足になりやすい
この年代はホルモンバランスの影響で皮脂の分泌が盛んです。特にTゾーンのテカリやニキビに悩む方も少なくありません。しかし、肌内部の水分量は徐々に減少しており、実は「見た目はオイリーでも内側は乾燥している=インナードライ」状態の人も多いのです。
2. 紫外線ダメージの蓄積が始まる
若い頃は日焼けの回復も早いように感じますが、紫外線によるダメージは肌内部に少しずつ蓄積されます。将来的な乾燥、ハリ低下、くすみの原因になるため、この時期から保湿+UVケアの両立が重要です。
3. 生活習慣の乱れが肌に直結
勉強、アルバイト、就職活動、社会人としての仕事…多忙な日々は睡眠不足や偏った食生活につながりやすく、肌のバリア機能を低下させます。外側からの保湿ケアと同時に、内側からのケアも意識しましょう。
フェイスクリームの基本的な役割
フェイスクリームは、化粧水や美容液で与えた水分や美容成分を逃さず、外的刺激から守る「フタ」のような存在です。
水分保持:肌の水分蒸発を防ぎ、うるおいを長時間キープ。
バリア機能のサポート:外気、紫外線、大気汚染などの刺激から肌を保護。
なめらかな肌質作り:メイク前の肌を整え、化粧崩れを防ぐ。
この年代では、軽やかでべたつきにくいタイプを選び、日中も快適に使えることが重要です。
10代は本当にフェイスクリームが必要?
10代の肌は水分保持力も皮脂分泌も活発なため、基本的には大きな乾燥対策が不要な方が多いです。 特に夏や湿度の高い季節は、化粧水だけでも十分にうるおいを感じられる場合があります。
化粧水だけでOKなケース
肌が乾燥しにくい
皮脂が多くテカリやすい
ニキビや毛穴詰まりが気になる
屋外活動や運動で汗をかくことが多い
保湿を追加した方がいいサイン
頬や口周りがカサつく
化粧水後に肌がつっぱる
冬場や冷暖房の影響で乾燥する
メイクのノリが悪くなる
フェイスクリームとオールインワンクリーム、どちらを選ぶ?
10代〜20代前半では、ライフスタイルや肌質に合わせて選ぶのがおすすめです。
フェイスクリームの特徴
化粧水・美容液のあとに使う保湿の仕上げ役
油分でうるおいを長時間キープ
冬や乾燥しやすい肌に特におすすめ
部分使いも可能(頬や口周りなど乾燥が気になる部分だけに)
オールインワンクリームの特徴
化粧水・美容液・クリームの機能を1つでカバー
忙しい朝やお風呂上がりに時短ケアができる
軽いテクスチャーからこってりタイプまで幅広い
初めてのスキンケア習慣として始めやすい
【20代の肌質別】フェイスクリームの選び方
20代は肌質の差が出やすく、選ぶフェイスクリームによって仕上がりや快適さが変わります。
乾燥肌
こっくりした保湿力の高いクリームがおすすめ
セラミドやシアバター配合タイプで水分蒸発を防ぐ
夜は多め、朝は薄く伸ばすなど使用量を調整
混合肌
べたつきやすいTゾーンには軽め、乾燥しやすいUゾーンにはしっとりタイプを
ジェルクリームや乳液寄りの軽いクリームが使いやすい
脂性肌
皮脂バランスを整える軽い保湿クリームが適正
ノンコメドジェニック処方やオイルフリータイプがおすすめ
夜だけ使用や、部分保湿も有効
敏感肌
アルコールや香料を控えた低刺激タイプ
保湿成分はシンプルかつ高保水力のものを選ぶ
使用前にパッチテストで肌反応を確認すると安心
年代別おすすめの使い分け(10代〜20代前半)
普段:化粧水+必要に応じて軽めのジェルや乳液
乾燥シーズン:化粧水+フェイスクリーム
忙しい日や朝ケア:オールインワンで時短保湿
ニキビができやすい肌:油分が少ない軽めタイプを選択
10代〜20代前半は肌本来のうるおい力が高いため、必ずしも毎日フェイスクリームを使う必要はありません。 ただし、乾燥や外部刺激から肌を守るためには、状況や肌質に応じてフェイスクリームやオールインワンを活用することが、美肌を長く保つポイントです。