top of page

【10代・20代】フェイスクリームの基本と使い方のポイント

10代後半から20代後半は、まだ肌の弾力や透明感が保たれている一方で、外的要因や生活習慣による影響が少しずつ現れ始める時期です。 


「まだ若いから特別なケアは必要ない」と思ってしまう方も多いかもしれません。しかし、この年代でのスキンケア習慣が、30代以降の肌状態を大きく左右します。


その中でもフェイスクリームは、肌のうるおいを守る最後の仕上げアイテム。さらに、忙しい毎日に便利なオールインワンクリームを取り入れることで、簡単かつ効率的に保湿ケアが可能です。


本記事では、この年代特有の肌の特徴に合わせたフェイスクリームについて解説します。


ree

10代後半〜20代後半の肌の特徴と注意点

1. 皮脂量が多くても水分不足になりやすい

この年代はホルモンバランスの影響で皮脂の分泌が盛んです。特にTゾーンのテカリやニキビに悩む方も少なくありません。しかし、肌内部の水分量は徐々に減少しており、実は「見た目はオイリーでも内側は乾燥している=インナードライ」状態の人も多いのです。


2. 紫外線ダメージの蓄積が始まる

若い頃は日焼けの回復も早いように感じますが、紫外線によるダメージは肌内部に少しずつ蓄積されます。将来的な乾燥、ハリ低下、くすみの原因になるため、この時期から保湿+UVケアの両立が重要です。


3. 生活習慣の乱れが肌に直結

勉強、アルバイト、就職活動、社会人としての仕事…多忙な日々は睡眠不足や偏った食生活につながりやすく、肌のバリア機能を低下させます。外側からの保湿ケアと同時に、内側からのケアも意識しましょう。



フェイスクリームの基本的な役割

フェイスクリームは、化粧水や美容液で与えた水分や美容成分を逃さず、外的刺激から守る「フタ」のような存在です。


  • 水分保持:肌の水分蒸発を防ぎ、うるおいを長時間キープ。

  • バリア機能のサポート:外気、紫外線、大気汚染などの刺激から肌を保護。

  • なめらかな肌質作り:メイク前の肌を整え、化粧崩れを防ぐ。


この年代では、軽やかでべたつきにくいタイプを選び、日中も快適に使えることが重要です。



10代は本当にフェイスクリームが必要?


10代の肌は水分保持力も皮脂分泌も活発なため、基本的には大きな乾燥対策が不要な方が多いです。 特に夏や湿度の高い季節は、化粧水だけでも十分にうるおいを感じられる場合があります。


化粧水だけでOKなケース


  • 肌が乾燥しにくい

  • 皮脂が多くテカリやすい

  • ニキビや毛穴詰まりが気になる

  • 屋外活動や運動で汗をかくことが多い


保湿を追加した方がいいサイン


  • 頬や口周りがカサつく

  • 化粧水後に肌がつっぱる

  • 冬場や冷暖房の影響で乾燥する

  • メイクのノリが悪くなる



フェイスクリームとオールインワンクリーム、どちらを選ぶ?

10代〜20代前半では、ライフスタイルや肌質に合わせて選ぶのがおすすめです。


フェイスクリームの特徴


  • 化粧水・美容液のあとに使う保湿の仕上げ役

  • 油分でうるおいを長時間キープ

  • 冬や乾燥しやすい肌に特におすすめ

  • 部分使いも可能(頬や口周りなど乾燥が気になる部分だけに)


オールインワンクリームの特徴


  • 化粧水・美容液・クリームの機能を1つでカバー

  • 忙しい朝やお風呂上がりに時短ケアができる

  • 軽いテクスチャーからこってりタイプまで幅広い

  • 初めてのスキンケア習慣として始めやすい



【20代の肌質別】フェイスクリームの選び方

20代は肌質の差が出やすく、選ぶフェイスクリームによって仕上がりや快適さが変わります。


乾燥肌


  • こっくりした保湿力の高いクリームがおすすめ

  • セラミドやシアバター配合タイプで水分蒸発を防ぐ

  • 夜は多め、朝は薄く伸ばすなど使用量を調整


混合肌


  • べたつきやすいTゾーンには軽め、乾燥しやすいUゾーンにはしっとりタイプを

  • ジェルクリームや乳液寄りの軽いクリームが使いやすい


脂性肌


  • 皮脂バランスを整える軽い保湿クリームが適正

  • ノンコメドジェニック処方やオイルフリータイプがおすすめ

  • 夜だけ使用や、部分保湿も有効


敏感肌


  • アルコールや香料を控えた低刺激タイプ

  • 保湿成分はシンプルかつ高保水力のものを選ぶ

  • 使用前にパッチテストで肌反応を確認すると安心



年代別おすすめの使い分け(10代〜20代前半)

  • 普段:化粧水+必要に応じて軽めのジェルや乳液

  • 乾燥シーズン:化粧水+フェイスクリーム

  • 忙しい日や朝ケア:オールインワンで時短保湿

  • ニキビができやすい肌:油分が少ない軽めタイプを選択



10代〜20代前半は肌本来のうるおい力が高いため、必ずしも毎日フェイスクリームを使う必要はありません。 ただし、乾燥や外部刺激から肌を守るためには、状況や肌質に応じてフェイスクリームやオールインワンを活用することが、美肌を長く保つポイントです。


bottom of page